雑記

ニヤニヤ泣いている

雑記(刺青にまつわるいくつかの些細な思い出)

刺青についてのバッシングとそれに対する反論が話題になっていた。ここではあんまり触れないけれど、わたしはちぇるちぇるランドのようなやさしい世界に住みたい。それだけ。

 

▶︎永遠と刻印

曽祖母が晩年、「実は昔の男の名前の刺青を入れている」と言い出したことがあった。結局ひいおばあちゃんの身体に男の名前は見つからなかったみたいだけれど、きっと彼女の世界線では今も昔愛した男の名前が残っているのでしょう。

冒頭に書いたバッシングでも言われていたみたいだけど、他人の名前を身体に刻んで、それで別れたらどうするんだっていう批判や心配がこの種の刺青にはつきものなんだと思う。他人に対してそれをとやかく言うかは別として、まあその考え方自体は正直分かってしまいもする。永遠なんてものをそんな気軽に(と他人には見えてしまいがちだ)、そんな、いいの!?って。一生一緒にいてくれや〜なんてわたしは軽々しく歌にできないし、昔「since 2009.5/6〜forever♡」とかプリクラに書いてたカップルは大概すぐ別れてた。ついでにメールアドレスに男のイニシャル入れてたやつ、お前何回アドレス変更すんねん。

 

昔、デザインナイフを使っている恋人の手を奪い、自分の身体に傷をつける女の子についての話を聞いた。「今後もし別れても、この傷は残るからあなたのことを思い出せる」ということらしい。ふ、ふぇ〜としか言えなかったけれど、そういう考え方もあるのかな。刺青とかそういうのに限らず、何かを形にして残そうとするのは永遠に対する覚悟や幻想があるからやるものだとばっかり思っていたけれど、終わりがあることを予感しているからこそ残しておくっていうパターンもあるのかもしれない。ちぇるちぇるランドは違うけれど。

その後女の子はその恋人とは別れた。身体に今も傷跡が残っているのかは知らない。

 

▶︎卍

中学時代、後輩が二の腕に自らニードルで卍と彫ってきて教師に部活のみんなの前で謝らせられていたことがあったのをふと思い出した。卍の女の子はめちゃくちゃ泣いていた。

いかにも中学生やなー、って感じのエピソードだけどわたしはその子が卍を入れてたことで何も迷惑を被っていないのに何で謝られたんだろうか。

またちぇるちぇるランドの話にも繋がってしまうけれど他人の身体に関する権利をわたしたちは持っていない。卍事件に関してもせいぜい自分の身体は大事にしなよってこっそり言ってあげるくらいにするべきであって、そんな、ねえ。

ちなみにわたしと同じパートの後輩の二の腕にも卍があるのをわたしは見てしまった。彼女は何食わぬ顔で謝罪を聞いていた。ローティーンの友情はいつも危ういバランスで成り立っている。

 

▶︎ある友人について

高校を卒業するくらいのとき、心優しい友人に「お前は押しに弱そうだし悪い男に引っかかって無理矢理刺青入れられたりしそう」みたいなことをよってたかって言ってた気がする。今思うと本当にひどいと思う。ごめん笑 あとその悪い男のイメージはどこから来たんだ。

幸い彼女は刺青を入れられることもなく(たぶん)、東京での生活を送っているみたい。

昨晩彼女が誕生日にくれたハーゲンダッツを食べながらそんなことを思い出していた。今週末は彼女に会いに行く。

 

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何を思ったか刺青とそれに近しいものに関するとりとめもない話3本立てでした。おしまい。